
いよいよ2007年の昭和の町の目玉、『昭和の夢町三丁目館』へと近づきます。
入り口前から左へは無料ゾーン。
まずは右手にある駄菓子屋「懐かし屋」へ。ここはもうレトロを感じる鉄板施設。あの小宮氏が主宰する駄菓子屋さんだけに、商品類も豊富。他の駄菓子屋さんでは見られない、あんな商品やこんな商品が待っています。
ここでお土産を買って帰る人も多いみたいですが、せっかくですから自分で食べておきたいですよね♪


赤いミゼットが目印の「昭和オート」は懐かし屋の向かい。それっぽい看板がまず印象に残ります。
いかにも町の自動車工場という感じの店内。
今にもつなぎを着た社長が、顔中に真っ黒な油をつけて、無愛想に「いらっしゃい」と言って出てきそうです。


昭和オートの奥には「きまぐれ洋品店」という洋服屋。
並べてある商品は昭和30〜40年代の女性用の洋服。皆さんのご自宅の箪笥にもこんな洋服眠っていませんか?


きまぐれ洋品店の向かいには「高田写真館」。
そしてきまぐれ洋品店と昭和オートの間には懐かしい赤丸ポスト。この路地からさらに奥へ進むと、驚愕のスペースが待っていました。

そこにあったのは「昭和の教室」。
黒板に机。机も今の綺麗な机ではありません。簡単に落書きが出来る木製。しかも良く見れば無数の落書きが書かれています。後ろのロッカーの上には木琴に鉄琴。絵の具にクレパス。懐かしい様々な小物も置かれています。
多くのお父さん・お母さんが30〜40年前に利用していた小さな椅子に無理矢理座っていました。黒板を見るその目は完全に小学生でした。
また、この日はまだ稼動していませんでしたが、黒板はスライド式になっていて、その向こうにはブラウン管が潜んでいます。ここは観光情報発信機能を持たせるらしく、文字通り”昭和の町を学ぶ教室”になるわけですね。