
昭和の絵本美術館の隣には「駄菓子屋の夢博物館」があります。
押しも押されぬ昭和ロマン蔵の一番人気施設。誰もが圧倒的な昭和の衝撃に驚くはずです。
この博物館こそ、昭和の町スタッフが何度も何度も通い、口説き落とした福岡市の小宮裕宣さんが集めた懐かしグッズの数々が収められた博物館。平成14年の開館以来、常に多くの観光客と笑顔を連れて来てくれています。
昭和23年、福岡県北九州市生まれの小宮さんは、少年時代からおまけの玩具に目を輝かせる、駄菓子屋の常連少年だったそうです。大人になって雑貨販売業を営みながら、出張先の全国各地で駄菓子屋の玩具を収集。
昭和63年に福岡市で「懐かし屋」を開店するとともに、平成7年に太宰府天満宮参道で「駄菓子屋のおもちゃ資料館」を開館しました。

入り口を入るとそこは早くも別世界。
左手には懐かしい煙草屋の姿と今となっては見ることも困難な煙草の数々。その先には今はもうほとんど見ることが出来ない大衆食堂の姿。向かいにはグリコの看板が入った木製のベンチ。
ここだけでも十分に昭和の世界に入り込めます。
その奥に進むと少し開けた広場が見えます。木と釘で作られたベンチは、小・中学生時代の図画工作の授業を思い起こさせ、年代を感じさせる自転車の後ろにはいかにも昭和という感じの看板。
後ろを振り返ると、頭上では鉄人28号が飛び出していましたwなかなかのアイデア演出!

小宮館長が収集し、所有されている秘蔵品の数々は全部で20万点と言われています。
この博物館で展示されている展示品はおよそ5万点。それだけ聞くと、「なんだその程度か…」と感じるかもしれませんが、実際に見た方は間違いなく驚かれるはずです。同じものはほとんどなく、どれも個性溢れる懐かしい商品ばかり。
特に40代前後の男性には、発狂しそうなほど目から鱗の商品が並んでいます。小学生くらいのお子様が「お父さん、あれ何?」と聞いている姿が到る所で見かけられました。胸を張って答えるお父さんの姿にも、昭和を感じましたね。
もちろん女性にも満足できる商品はあります。「non-no」「明星」「平凡」といった昭和30〜50年代に一世を風靡した雑誌が並べられています。
では、とにかく広い博物館のほんの一部を御覧下さい。

二階に上がれば、さらに懐かしい映画のポスターが所狭しと並べられています。ゴジラシリーズに寅さんシリーズ、高倉健に若大将…どれも昭和のシネマをにぎわせた主役達です。
駄菓子屋の夢美術館は、とにかく行かない事にはその凄さは分かりません。写真ではとても伝えきれない豪華なレトロ玩具の数々。某TV番組で鑑定されたら、一体いくらになるんだろ?(笑)