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牛喰い絶叫大会
 毎年、体育の日に行われる由布院のイベントと言えば、全国的にも有名な『元祖牛喰い絶叫大会』です。

 昭和51年、当時由布院盆地周辺の共有原野を守るべく、「別荘を買うお金で牛を買って下さい」という運動を始めました。現在は既になくなりましたが、これが『牛一頭牧場運動』と呼ばれるもの。
 この運動に参加し、牛のオーナーとなった方を招待し、オーナーと一緒に高原でバーベキューの交歓パーティーを開催しました。これが第一回の牛喰い絶叫大会です。以後、毎年10月の体育の日に行われ、県内外から約900人が参加しています。

 2006年の体育の日に行われた、第32回大会に我々も参加してきました。

予想以上の参加者にビックリ! この日の由布院は、雲を探すのに苦労しそうなほどの快晴。10月だというのに、立っているだけで汗が湧き出てきます。
 由布岳がすぐ目の前に見える最高のロケーション。快晴のお陰で、これ以上ない絶景がパノラマとなって広がっていました。

 一時間前到着を目指して我々も会場入りしましたが、予想はまんまとハズレ、参加者の多さに驚きました。入場口前で並びましたが、もうかなり後ろの方。場所と肉はあるのか?そんな不安さえ抱いて開場を待ちました。
飛行機雲出現 由布岳 由布岳

記念にもなりますね 参加者は最初に大人3,000円、子供2,000円の参加費用を支払います。
 これだけだと「え?高くない?」と思いがちですが、そんな事はないんです。その理由はまた後ほど。

 まだ牛喰い絶叫大会に参加した事がない方のために、これは持っておきたい!というグッズを紹介。
 まずはシートや折りたたみ椅子などの座るための物。もちろん草むらに座っても汚くはありませんが、寝転がったりかけたりするのは、長時間をにらむと便利です。


バーベキューを満喫する参加者 大食漢のあなたは、支給されるお肉などで満足出来ない!ということもあるかもしれません。そんな時は奥様の愛妻弁当を持参してくださいw 中には水筒やジュース類、別途焼き肉を持参なんて人もいましたが、暑いので衛生的にはお薦めできません(汗)
 この年の様に日差しが強かったら、帽子が必要不可欠です。但し、参加者には専用の帽子が配られますので、せっかくですからこれを被っておきたいところですね♪

 さて、11時に開場し、たくさん用意されたバーベキューのお陰で、何とか我々も席に着く事が出来ました。整理番号500番代の我々が席に着く頃には、既に多くの場所から煙が上がっていました。

バーベキュー開始 支給される焼き肉は本物の「高級豊後牛」です。どれくらい高級なのかは、実際に参加した事がある方ならすぐに気が付いたでしょう。 実はここで振舞われる豊後牛は由布院産でランク的には高級な方から二番目という高額なもの。それもそのはず、こういうバーベキューの場合、硬い肉はお約束ですが、ここで食べた肉は、下手な焼き肉屋の肉より全然柔らかいんです。とにかく焼きすぎに注意!!

 ちなみに入場時にもらえるのは、肉の他に、野菜・タレ・おにぎり。会場内では、スープの無料配布も行われています。また、ジュースやビールを会場内で販売していますので、我々はもちろんビールをガッツリ戴きました☆