仁王座 城下町ほど竹明かりの似合う街並みはありません。それはこの臼杵市でも一緒。中には着物を着た観光客や地元の方が、この風情ある街並みの風景に花を咲かせてくれます。

 ここ臼杵市には、「仁王座・歴史の道」と呼ばれる通りがあり、昼間でも多くの観光客が訪れる臼杵市を代表する観光地です。うすき竹宵でも、この仁王座を通るルートが最も人気があり、細い通路は人でごった返すために、交通整理が設けられ、一方通行・進入禁止などがボランティアの方によって指導されてます。

 通りには無数の竹ぼんぼりが、色鮮やかに並べられ、歩くスピードも自然と遅くなります。携帯電話やカメラで記念撮影される方も多く、やはりこの古い街並みと竹ぼんぼりの風景が、最高にマッチしている事に気が付いている方も少なくないのでしょう。

歴史の道 歴史の道 歴史の道

旧真光寺の見事なオブジェ
 数あるオブジェの中でも、毎年一番人気として長蛇の列が出来るのが、仁王座歴史の道の通り沿いにある旧真光寺。
 2006年、この年の旧真光寺内では、やはり見るも鮮やかな明かりの数々。もう言葉を失い立ちすくむ人多数。そこは光の境内と化していました。

 屋根から釣り下ろされた明かり、天井まで届く勢いの高さ、鮮やかな扇子の明かりなど。
 境内ではカメラのフラッシュや、携帯電話のシャッターの音が溢れ、さすがは一番人気のスポット!と唸ること間違いなし。圧倒的な光の迫力に時間さえも忘れそうになりました。

旧真光寺 旧真光寺 旧真光寺

臼杵城 もちろん臼杵の象徴であるこの臼杵城跡でも明かりは照らされています。
 上まで登れば、さらに充実した明かり達。他のところに比べるとカラフルに富んだ明かりが多かったのが印象的でした。

 さてうすき竹宵と言えば、この竹ぼんぼりの明かりだけではありません。
 『般若姫行列』というイベントが、このうすき竹宵の中心イベントとして大人気を博しています。この般若姫伝説を見る前に、「般若姫伝説」を知っていればより般若姫行列を満喫できます。 次のページでは、般若姫行列をレポしながら、伝説を学びましょう。



手作りの竹ぼんぼり 手作りの竹ぼんぼり 竹作りの家