第二話 決戦前夜
昭和60年、大分商工会議所青年部の皆様が、大分市のメインのお祭りを作り、新しい文化を創ろうと検討・研究し始めました。これが府内戦紙の始まり。当初はなんと一基での参加だったのですが、第5回の時点で十二基、2006年は過去最高の二十一基の参加となりました。
現在では九州はもとより全国からも注目されるお祭りに成長、
約25万人と言われる集客数を誇ります。
二度目の取材に訪れたのはお祭り前日の金曜日。各チームの山車もついにお披露目された日です!

この日の練習も自治労会館とお聞きしていましたので、遊歩公園の前を通ると、ついに各チームの山車を見ることが出来ました。
勇壮な山車の数々の思わず圧倒されます。これ実はほとんど毎年作りかえられているんですよね。どれくらいの時間が掛かるのか分かりませんが、そう考えると、かなり前から府内戦紙はもう始まっていたのでしょう

と、県庁前に一つだけポッツリと山車が…。そうです。これが大分県職員府内戦紙実行委員会様の今年の山車。
残念ながら本番まで全貌をお見せする事はできませんが、力強い関が原の合戦での一番槍、徳川四天王の一人・伊井直政の姿が浮かび上がっていました。
実はこれらの山車は毎年1〜2日前にこうして展示されています。時間によってはライトも点けられますので、ちょっとしたディスプレイとしても抜群なんです。

さていよいよ自治労会館へ!
そこでは既に練習が始まっていました。前回の初練習よりもはるかに多い参加者の数が、本番が押し迫っている事を教えてくれます。その参加者の表情も必死そのもの。
阿部さんの指導も前回よりも熱が入っていましたが、教わっている皆さんも私から見ればほぼ完璧。後はあの掛け声さえしっかり出来れば、他に注意するべき点も見つかりませんでした。

ではあの彼女たちはどうしているでしょうか?
と、探していると見つけました。写真の真ん中が広瀬さん。初めての参加なのですが、すっかり余裕。笑顔まで見ることが出来ました。なるほど踊りの方もほぼ完璧。もう何も心配は要りませんね
もちろん加藤さんの方も、万全の状態を整えていました!

阿部さんは明日の本番に向けて、初心者の方のためにもう少し残って教えてあげるのだと言っていました。
そして加藤さんと広瀬さんに、明日の本番の事を尋ねると
「楽しみです!」
と笑顔で答えてくれました。
大分市が一年で最も熱くなる夜。府内戦紙はいよいよ明日!