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道の駅 原尻の滝 現在原尻の滝は道の駅として好評を得ています。

 道の駅と言えば、交通量の多いドライブコースに併設されているパターンが多いように思えますが、ここ道の駅 原尻の滝のように、天然の観光スポットに併設されている道の駅は大変珍しく、道の駅に入るためには国道から大きく入り込まなければいけません。
 つまり、道の駅 原尻の滝に来る方のほとんどの目的は、この原尻の滝を見る事。またはここで開催されるイベントに参加する事なのです。

 2007年4月、この原尻の滝だけを目的に、ここへやってきました。原尻の滝がなぜ『東洋のナイアガラ』と呼ばれるのか?実際に見た方なら、痛感できるはずです。

滝への道のり 滝への道のり 滝周辺は道の駅周辺整備事業に合わせて、立派な公園と化しています。
 特にこの歩道は見るも鮮やかな遊歩道と化し、以前の原尻の滝をご存知の方なら、漏れなく驚くはずです。

 原尻の滝を散策するための最善のルートは、この公園の芝生に出てから左に回り、大吊橋を渡って一周するルートでしょう。我々もこのルートを辿りながら、原尻の滝の姿を紹介したいと思います。

原尻の滝を正面から見る 目の前に出現するのは木製の大きな橋。その名も『滝見橋』。正面から原尻の滝を絶好のビューポイントを用意してくれる吊り橋ですが、これだけでも充分楽しめる橋です。
 何と言っても揺れるんです。しかも木製というのがミソ。歩く度に音を立てながら激しく揺れる吊り橋はこれだけでも十分に存在感があります。女性や子供が渡ると、黄色い声が響き渡ります。

 橋の中心まで来たら迷わずにシャッターを切りましょう。正面から見る原尻の滝は実に豪快。左右全てが見渡せるのはここだけです。また滝よりも橋の方が少し高いので微妙に上からのアングルで捉えるのも気持ちが良いポイントですね。


吊り橋入り口 滝見橋 吊り橋から見下ろして見る

原尻の滝 原尻の滝の高さは20m。大分県にもいくつか滝がありますが、この高さは普通か、下手をすれば小さい方。その高さ以上に原尻の滝が勇壮に見えるのは、やはり左右に伸びた幅の広さ。
全長200mというその幅は見る者を圧倒し、ナイアガラという名に恥じない凄まじい姿を印象付けます。

残念な事にこの日は少し水量が少なめ。それでも滝の迫力を感じるには十分な姿でした。最高の時期は、水量が増える梅雨時期だと言われています。

茶畑 滝見橋を渡りきると、向こう岸には見事な茶畑が広がっていました。この辺りは緒方平野と言われる穀倉地帯。お米をはじめ、様々な農作物が豊富に生産される、生活の匂いの漂う良い所です。
 また、大野川流域の清流が流れる水郷としても名高く、緒方町の各地の水路には、風情溢れる水車が一年を通して、ゆっくりと回り続けています。

 さて、いよいよここから原尻の滝の本当の素晴らしさを伝える事になります。原尻の滝を満喫するためには、吊り橋を往復してはいけません。やはり滝の上を通る一周コースがベストなのです。