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玉入れワールドカップ 全国的にも有名な玉入れワールドカップOITAは、それだけのイベントではなく、『VIVA!スポーツおおいた』というスポーツイベントの一環として行われています。
 場所はもちろん九石ドーム。毎月9月の第一週の週末です。2006年は9/3の日曜日、第四回目が開催されました。

 まずはこの玉入れワールドカップについておさらい。
 2003年、大分市が全国都市緑化フェアの一環として第一回玉入れワールドカップを開催したのが始まりです。実は北海道和寒町で行われていた「アジャタ」というスポーツとルールが酷似していることから、少し有名にもなりましたが、今となればご愛嬌。 240チーム、およそ2000人が参加した大きな大会となりました。



真剣な参加者の姿が微笑ましく映ります 第四回となったこの年も、一般84チーム(607名)ジュニア15チーム(164名)が参加、熱戦が繰り広げられました。
 参加者はもちろん、真剣な表情…ばかりでもありませんwパフォーマンスに長けたチームも多く、ほとんどのチームは仮装したコスプレ状態で参加していました。

 この年は特別参加のチームも多く、Vリーグの三好ヴァイアセドラーの皆さん、プロレス団体FTOの皆さんなども本戦に参加していました。

玉入れの正式ルール? この玉入れワールドカップを楽しむためには、まず公式ルールを把握しておく事が重要です。
 競技スタート前、カゴの周りには101個の玉が置かれています。細かいルールはたくさんあるのですが、簡単に言えばこのうち100個の玉をまずカゴの中へ。最後に色の違う1個の玉を入れるまでの時間を競うわけです。
 競技には多くのコツがあるようなのですが、まずは自分達が最初に投げやすいように開始前に球を積み重ねている姿が印象に残りました。


彼らはウケていました なぜ最初に玉を積み重ねているのか?勘の良い方ならすぐに分かるでしょうが、第一投が投げやすい様にです。そしてこの第一投こそ、勝負を分ける大事な一投になるのです。
 何せこの大会で優勝したチームの成績は「00:25:81」。僅か25秒で100球と1球を入れたという事は、第一投目でそのほとんどを入れているということになります。何せ2〜3投目は積み重ねる時間はありませんから。ちなみに一般の部二位とジュニアの部一位のタイムは、ほとんど変わりません。 もちろんカゴの高さは違いますが、この結果は、玉入れというスポーツに年齢があまり関係のない事が良く分かります。

スタート直後 では分かりやすく、連続写真で玉入れの写真を御覧下さい。

 まずは左の写真がスタート直後。一斉に並べてある玉の前に群がります。以後、下の写真を左から順に観て下さい。注目は一投目でかなりの数が入る事。そして最後の写真が、ラストの色の違う玉を入れる瞬間です。

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VIVAスポーツおおいた 大分が世界に誇るスポーツは、サッカー・バスケ・バレーだけではありません。世界の最高峰「ワールドカップ」が行われる「玉入れ」という名のスポーツ。
 運動会でよく見る玉入れとは全く別物のスポーツがそこで行われていました!